2009年03月16日

トライアングル(新津きよみ)

郷田亮二は、駆け出しの刑事。医学部を卒業して医師になったが、医師を辞めて刑事になったという変わった経歴の持ち主である。

亮二のこの経歴には、過去に遭遇した事件が大きく影響していた。
十歳の時、初恋の少女・葛城佐智恵が誘拐され、殺されたのだ。
事件から十五年が経って時効が成立した時、亮二は自ら刑事となって、この事件を追い続けることを決意した。

そんな亮二の前に、「葛城サチ」と名乗る美しい女性が現れた。
彼女は、殺された葛城佐智恵にあまりにも似ていた。この女性はいったい何者なのか―?
亮二の心は激しく揺れ動く。

トライアングル(新津きよみ)の続きを読む

2009年01月28日

裸者と裸者・上(打海文三)

応化二年二月十一日未明、“救国”をかかげる佐官グループが第1空挺団と第32歩兵連隊を率いて首都を制圧。
同日正午、首都の反乱軍は“救国臨時政府樹立”を宣言。国軍は政府軍と反乱軍に二分した。

内乱勃発の年の春にすべての公立学校は休校となった。
そして、両親を亡くした七歳と十一ヶ月の佐々木海人は、妹の恵と、まだ二歳になったばかりの弟の隆を守るために、手段を選ばず生きていくことを選択した―。

裸者と裸者・上(打海文三)の続きを読む

2009年01月22日

獣の奏者II 王獣編(上橋菜穂子)

傷ついた王獣の子、リランを救いたい一心で、王獣を操る術を見つけてしまったエリンに、学舎の人々は驚愕する。
しかし、王獣は「けっして馴らしてはいけない獣」であった。

その理由を、エリンはやがて、身をもって知ることになる…。

王国の命運をかけた争いに巻きこまれていくエリン。
―人と獣との間にかけられた橋が導く、絶望と希望とは?著者渾身の長編ファンタジー。

獣の奏者II 王獣編(上橋菜穂子)の続きを読む

獣の奏者 I 闘蛇編(上橋菜穂子)

獣ノ医術師の母と暮らす少女、エリン。
ある日、戦闘用の獣である闘蛇が何頭も一度に死に、その責任を問われた母は処刑されてしまう。

孤児となったエリンは蜂飼いのジョウンに助けられて暮らすうちに、山中で天を翔ける王獣と出合う。
その姿に魅了され、王獣の医術師になろうと決心するエリンだったが、そのことが、やがて、王国の運命を左右する立場にエリンを立たせることに…。

獣の奏者 I 闘蛇編(上橋菜穂子)の続きを読む

2009年01月10日

獣の奏者1(上橋菜穂子)

10歳の少女・エリンは、母親との二人暮らし。
母のソヨンは、凶暴な生き物である「闘蛇」の世話をしているが、ある日、その「闘蛇」が、いっせいに死んでしまう。
その罪に問われて捕らえられるソヨン。

けっして人に馴れない、また馴らしてはいけない獣とともに生きる運命をせおった、エリンの壮大な物語。

大型ファンタジー、堂々の幕開け!

獣の奏者1(上橋菜穂子)の続きを読む

2008年12月12日

容疑者Xの献身(東野圭吾)

天才数学者でありながら不遇な日日を送っていた高校教師の石神は、一人娘と暮らす隣人の靖子に秘かな想いを寄せていた。
彼女たちが前夫を殺害したことを知った彼は、二人を救うため完全犯罪を企てる。
だが皮肉にも、石神のかつての親友である物理学者の湯川学が、その謎に挑むことになる。

ガリレオシリーズ初の長篇、直木賞受賞作。

容疑者Xの献身(東野圭吾)の続きを読む

2008年12月10日

アコギなのかリッパなのか(畠中恵)

佐倉聖は21歳の大学生。
腹違いの弟を養うため、元大物国会議員・大堂剛の事務所で事務員として働いている。
ここに持ち込まれるのは、大堂の弟子にあたる議員からの様々な陳情や難題。

飼い猫の毛の色が変わる謎、後援会幹部殴打事件の始末、宗教団体に入信した秘書が寄進した絵画の奪還…といった厄介ごとに関わった聖は、元不良の負けん気と機転の利く頭脳で、センセイ方顔負けの解決を成しとげるのだった。

代議士にため口きいちゃう事務員が難問・奇問・珍事件を見事に解決。
『しゃばけ』の著者が贈る現代ミステリーシリーズ第1弾。

アコギなのかリッパなのか(畠中恵)の続きを読む

2008年12月03日

タイム・リープ・下(高畑京一郎)

タイム・リープ・下(高畑京一郎)の続きを読む

ララピポ(奥田英朗)

みんな、しあわせなのだろうか。

「考えるだけ無駄か。どの道人生は続いていくのだ。明日も、あさっても」。

対人恐怖症のフリーライター、NOと言えないカラオケボックス店員、AV・風俗専門のスカウトマン、デブ専裏DVD女優のテープリライター他、格差社会をも笑い飛ばす六人の、どうにもならない日常を活写する群像長篇。
下流文学の白眉。

ララピポ(奥田英朗)の続きを読む

2008年11月27日

震度0(横山秀夫)

阪神大震災の前日、N県警警務課長・不破義仁が姿を消した。
県警の内部事情に通じ、人望も厚い不破が、なぜいなくなったのか?
本部長をはじめ、キャリア組、準キャリア組、叩き上げ、それぞれの県警幹部たちの思惑が複雑に交差する…。

組織と個人の本質を鋭くえぐる本格警察サスペンス。

震度0(横山秀夫)の続きを読む

2008年11月26日

ちんぷんかん(畠中恵)

江戸有数の大店の若だんな・一太郎は、摩訶不思議な妖怪に守られながら、今日も元気に(?)寝込んでいたが、日本橋を焼き尽くす大火に巻かれ、とうとう三途の川縁を彷徨う羽目に…。

若だんなと鳴家の三途の川縁冒険譚に、若き日のおっかさんの恋物語、兄・松之助の縁談に気になるあのキャラも再登場で、本作も面白さ盛りだくさん!

大好評「しゃばけ」シリーズ第六弾。

ちんぷんかん(畠中恵)の続きを読む

2008年11月24日

タイム・リープ・上(高畑京一郎)

鹿島翔香。高校2年生の平凡な少女。
ある日、彼女は昨日の記憶を喪失している事に気づく。そして、彼女の日記には、自分の筆跡で書かれた見覚えの無い文章があった。“あなたは今、混乱している。若松くんに相談なさい…
”若松和彦。校内でもトップクラスの秀才。半信半疑ながらも、彼は翔香の記憶を分析する。そして、彼が導き出したのは、謎めいた時間移動現象であった。
“タイム・リープ―今の君は、意識と体が一致した時間の流れの中にいない…
”第1回電撃ゲーム小説大賞で「金賞」を受賞した高畑京一郎が組み上げる時間パズル。

タイム・リープ・上(高畑京一郎)の続きを読む

2008年11月23日

こころげそう(畠中恵)

江戸・橋本町の下っ引き宇多が、恋しい思いを伝えられぬまま亡くしたはずの、於ふじが帰ってきた―幽霊の身となって!
神田川でこときれた於ふじと千之助兄妹の死の真相を探るうちに、九人の幼なじみたちそれぞれの恋や将来への悩みが絡み合ってきて―

ほんのりせつない大江戸青春恋物語。

こころげそう(畠中恵)の続きを読む

2008年11月19日

うそうそ(畠中恵)

日本橋の大店の若だんな・一太郎は、摩訶不思議な妖怪に守られながら、今日も元気に(?)寝込んでいた。その上、病だけでは足りず頭に怪我まで負ったため、主に大甘の二人の手代、兄・松之助と箱根へ湯治に行くことに!
初めての旅に張り切る若だんなだったが、誘拐事件、天狗の襲撃、謎の少女の出現と、旅の雲行きはどんどん怪しくなっていき…。

大好評「しゃばけ」シリーズ第五弾。

うそうそ(畠中恵)の続きを読む

2008年11月12日

予知夢(東野圭吾)

君が生まれる前から僕たちが結ばれることは決まっていた。十六歳の少女の部屋に男が侵入した。十七年前に男が見たという夢は、果たして妄想なのか。

予知夢(東野圭吾)の続きを読む

2008年11月08日

クワイエットルームにようこそ(松尾スズキ)

目が覚めてわたしは、いるはずのない場所にいて。閉鎖病棟の中で繰り広げられる絶望と再生の14日間。

クワイエットルームにようこそ(松尾スズキ)の続きを読む

2008年11月04日

甲賀忍法帖(山田風太郎)

互いに憎しみあう忍者の二代勢力、甲賀と伊賀。
その垣根を越えて、甲賀の弦之介と伊賀の朧は愛し合っていた。

だが、その二人を悲劇が襲う。
それは「徳川三代将軍の座をかけ、甲賀と伊賀を戦わせる」という家康の一言であった。
命を受け始まる甲賀・伊賀の精鋭忍者各十名による死闘!敵同士となる弦之介と朧。

果たして二人の愛の行方は?そして戦いの結末は。

甲賀忍法帖(山田風太郎)の続きを読む

2008年11月01日

ねこのばば(畠中恵)

お江戸長崎屋の離れでは、若だんな一太郎が昼ごはん。寝込んでばかりのぼっちゃんが、えっ、今日はお代わり食べるって?すべてが絶好調の長崎屋に来たのは福の神か、それとも…(「茶巾たまご」)、世の中には取り返せないものがある(「ねこのばば」)、コワモテ佐助の真実の心(「産土」)ほか全五篇。若だんなと妖怪たちの不思議な人情推理帖。シリーズ第三弾。

ねこのばば(畠中恵)の続きを読む

2008年10月23日

とっても不幸な幸運(畠中恵)

ちょっとひねくれているけれど、料理自慢で世界好き店長のいる酒場。

クセモノ常連客が集うこの店に、いわくつきの「とっても不幸な幸運」という名の缶が持ち込まれた。
缶の中から現れたのは、不思議な幻影やベートーベンの曲や、昔の知り合いの姿…。

いったいどんな意味が?そして缶を開けた人間にもたらされたのは「災い」?それとも「幸せ」?

じんわり温かく、そしてほんのり切ないファンタジーミステリー。

とっても不幸な幸運(畠中恵)の続きを読む

2008年10月18日

探偵ガリレオ(東野圭吾)

突然、燃え上がった若者の頭、心臓だけ腐った男の死体、池に浮んだデスマスク、幽体離脱した少年…警視庁捜査一課の草薙俊平が、説明のつかない難事件にぶつかったとき、必ず訪ねる友人がいる。
帝都大学理工学部物理学科助教授・湯川学。

常識を超えた謎に天才科学者が挑む、連作ミステリーのシリーズ第一作。

探偵ガリレオ(東野圭吾)の続きを読む

2008年10月14日

この愛は石より重いか(飯田譲治・梓河人)

啓太は野球観戦していたスタジアムで、高校時代の同級生だった美菜子と偶然再会する。
美しく変貌をとげた彼女にドキマギしていると、突然空から何かが降ってきた。小石だ。しかしなぜ、二人の頭上から?

表題作他3編を収録、愛とファンタジーと笑いと恐怖が融合する傑作短編集。

この愛は石より重いか(飯田譲治・梓河人)の続きを読む

ゆめつげ(畠中恵)

江戸は上野の小さな神社で神官を務める、のんびり屋の兄・弓月としっかり者の弟・信行。

夢に入って過去や未来を見る「夢告」が得意な弓月だが、迷い猫を捜せば、とっくに死んで骨になった猫を見つけるという具合で、全く役に立たないしろもの。
が、何を見込まれたか、大店の一人息子の行方を見てほしいという依頼が。
礼金に目が眩み弟をお供に出かけたものの、事態は思わぬ方向に転がって…。

大江戸・不思議・騒動記。

ゆめつげ(畠中恵)の続きを読む

2008年09月27日

黒帯(飯田譲治/梓河人)

闘いとは、本物の自分に出会うための旅である―。

激動の時代をまっすぐに生きた、三人の男たちの物語。

黒帯(飯田譲治/梓河人)の続きを読む

2008年09月24日

旧怪談(京極夏彦)

怪談専門誌『幽』での連載「旧耳袋」が児童書として単行本化。
江戸の奇談随筆『耳袋』(原文も収録)を、京極夏彦によって現代怪談に仕立て上げられた意欲作。
京極夏彦の著作では、これが初の児童書となる注目作。

旧怪談(京極夏彦)の続きを読む

2008年09月21日

小説鋼の錬金術師・砂礫の大地(荒川弘/井上真)

『賢者の石』の手がかりを探してかつて金鉱で栄えた町・ゼノタイムを訪れたエドワードたち。
だが、町には既に「エルリック兄弟」と名乗る者たちがおり、とある研究に携わっているようなのだが…。

他、東方司令部の面々が活躍する(?)短編、「第十三倉庫の怪」も同時収録。

小説鋼の錬金術師・砂礫の大地(荒川弘/井上真)の続きを読む

2008年09月20日

マドンナ(奥田英朗)

42歳の課長さん、17歳年下のキャリアガールに恋をする。おたくの職場、どうよ?ユーモアとリアリティ。新オフィス小説。

マドンナ(奥田英朗)の続きを読む

2008年09月12日

誘発者(飯田譲治)

人間の持つ不思議な力は、脳の70パーセントを占める使用していない部分に秘められている。
その脳の部分はこう呼ばれる―『NIGHT HEAD』いま新たなる回答。

誘発者(飯田譲治)の続きを読む

2008年09月05日

サウスバウンド・下(奥田英朗)

元過激派の父は、どうやら国が嫌いらしい。
税金など払わない、無理して学校に行く必要なんかないとかよく言っている。
 
そんな父の考えなのか、僕たち家族は東京の家を捨てて、南の島に移住することになってしまった。
行き着いた先は沖縄の西表島。
案の定、父はここでも大騒動をひき起こして…。

―型破りな父に翻弄される家族を、少年の視点から描いた、新時代の大傑作ビルドゥングスロマン、完結編。

サウスバウンド・下(奥田英朗)の続きを読む

2008年09月03日

ぬしさまへ(畠中恵)

きょうも元気に(?)寝込んでいる、若だんな一太郎の周囲には妖怪がいっぱい。おまけに難事件もめいっぱい。
幼なじみの栄吉の饅頭を食べたご隠居が死んでしまったり、新品の布団から泣き声が聞こえたり…。
でも、こんなときこそ冴える若だんなの名推理。ちょっとトボケた妖怪たちも手下となって大活躍。
ついでに手代の仁吉の意外な想い人まで発覚して、シリーズ第二弾、ますます快調。

ぬしさまへ(畠中恵)の続きを読む

2008年08月31日

しゃばけ(畠中恵)

江戸の大店の若だんな一太郎は17歳。
一粒種で両親から溺愛されているが身体が弱くすぐ寝込んでしまう。
そんな一太郎を守るべく、手代に身を替えた犬神・白沢、屏風のぞきや小鬼が身の周りに控えている。

ある夜、ひとり歩きをした一太郎は人殺しを目撃してしまう。
あやかしたちの力を借りて下手人探しに乗り出すものの…。

心優しい若だんなと妖怪たちが繰り広げる愉快で不思議な人情推理帖!
第13回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞受賞作。

しゃばけ(畠中恵)の続きを読む

2008年08月24日

ハリー・ポッターと賢者の石(J.K.ローリング)

ハリー・ポッターは孤児。意地悪な従兄にいじめられながら11歳の誕生日を迎えようとしたとき、ホグワーツ魔法学校からの入学許可証が届き、自分が魔法使いだと知る。
キングズ・クロス駅、9と3/4番線から紅色の汽車に乗り、ハリーは未知の世界へ。

親友のロン、ハーマイオニーに助けられ、ハリーの両親を殺した邪悪な魔法使いヴォルデモートとの運命の対決までの、息を飲む展開。
9歳から108歳までのファンタジー。

ハリー・ポッターと賢者の石(J.K.ローリング)の続きを読む

百万の手(畠中恵)

僕、音村夏貴はときどき過呼吸の発作を起こす十四歳。
ある日、親友の正哉が目の前で焼死してしまった。どうして…。
悲しみにくれる僕の耳に、慣れ親しんだ声が聞こえてきた。
死んだはずの正哉が携帯から語りかけてきたんだ!
あの火事は不審火だった!?真相を探るために僕は正哉と動き出す。
少年の繊細な心の煌めきを見事に描いた青春ファンタスティック・ミステリの傑作。

百万の手(畠中恵)の続きを読む

2008年08月20日

愛しの座敷わらし(荻原浩)

生まれてすぐに家族になるわけじゃない。一緒にいるから、家族になるのだ。
東京から田舎に引っ越した一家が、座敷わらしとの出会いを機に家族の絆を取り戻してゆく、ささやかな希望と再生の物語。
朝日新聞好評連載、待望の単行本化!

愛しの座敷わらし(荻原浩)の続きを読む

2008年08月03日

サウスバウンド・上(奥田英朗)

小学校6年生になった長男の僕の名前は二郎。父の名前は一郎。誰が聞いても変わってるという。
父が会社員だったことはない。物心ついた頃からたいてい家にいる。父親とはそういうものだと思っていたら、小学生になって級友ができ、よその家はそうではないことを知った。父は昔、過激派とかいうのだったらしく、今でも騒動ばかり起こして、僕たち家族を困らせるのだが…。
―2006年本屋大賞第2位にランキングした大傑作長編小説。

サウスバウンド・上(奥田英朗)の続きを読む

2008年07月27日

真夜中のマーチ(奥田英朗)

自称青年実業家のヨコケンこと横山健司は、仕込んだパーティーで三田総一郎と出会う。財閥の御曹司かと思いきや、単なる商社のダメ社員だったミタゾウとヨコケンは、わけありの現金強奪をもくろむが、謎の美女クロチェに邪魔されてしまう。それぞれの思惑を抱えて手を組んだ3人は、美術詐欺のアガリ、10億円をターゲットに完全犯罪を目指す!が…!?直木賞作家が放つ、痛快クライム・ノベルの傑作。

真夜中のマーチ(奥田英朗)の続きを読む

2008年07月26日

クリス・クロス 混沌の魔王 (高畑京一郎)

MDB9000。コードネーム“ギガント”。日本が総力を結集して造り上げたスーパーコンピュータである。世界最高の機能を誇るこの巨大電子頭脳は、256人の同時プレイが可能な仮想現実型RPG「ダンジョントライアル」に投入された。その一般試写で現実さながらの仮想世界を堪能する参加者たち。しかし、彼らを待っていたのは華やかなエンディングではなく、身も凍るような恐怖だった…。第1回電撃ゲーム小説大賞で「金賞」を受賞した高畑京一郎が描き出す驚愕の仮想現実世界。日本初のバーチャルRPGノベル。

クリス・クロス 混沌の魔王 (高畑京一郎)の続きを読む

2008年07月23日

小説・秒速5センチメートル(新海誠)

気鋭の映像作家・新海誠が、最新作である連作短編アニメーションを自ら初の小説化!
“どれほどの速さで生きれば、きみにまた会えるのか。”

【第一話】東京の小学校に通う遠野貴樹(たかき)と篠原明里(あかり)。二人は常に一緒にいたが、先に明里が転校し、その後貴樹も転校することに。遠く離れ離れになってしまう前に再会を願うふたり。彼らのうえで永遠と瞬間が交錯し、ふりそそぐ。

【第二話】種子島に暮らす高校三年生の澄田花苗(かなえ)の心を占めているのは、東京から転校して来た貴樹の存在。花苗にとって彼はいちばん身近で遠い憧れ。切なく揺れる思いを抱えながら、花苗にとっての夏が過ぎてゆく。

【第三話】貴樹は大学進学のため上京し、いくつかの恋をし、またそれらを失った。卒業後、ソフトウェア開発企業に就職した貴樹は、仕事で出会った水野理沙(りさ)に惹かれていくが……。

小説・秒速5センチメートル(新海誠)の続きを読む

砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない(桜庭一樹)

桜庭一樹の原点、青春暗黒ミステリーが単行本化!
どこにも行く場所がなく、そしてどこかに逃げたいと思っていた。そんな13歳の二人の少女が出会った。リアリストの山田なぎさと不思議系転校生の海野藻屑。すべては生きるために、生き残っていくために。

砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない(桜庭一樹)の続きを読む

2008年07月07日

家日和(奥田英朗)

家日和(奥田英朗)

ネットオークションにはまる専業主婦。会社が倒産し、主夫となる営業マン。夫と妻。ちょっとずれていて、でも愛情がないわけでなく…。
ずっと外にいた夫の王国か。ずっと家にいた妻の城か。ビター&スウィートな「在宅」小説。

家日和(奥田英朗)の続きを読む

2008年07月02日

さよなら、そしてこんにちは (荻原浩)

さよなら、そしてこんにちは (荻原浩)

世のため、人のため、そして家族のため、働き者の悲哀を描く、著者独壇場の傑作集。

さよなら、そしてこんにちは (荻原浩)の続きを読む

2008年06月20日

ハンサムスーツ(鈴木おさむ)

ハンサムスーツ(鈴木おさむ)

ブサイクなゆえにモテない人生を歩んできた定食屋の主人・琢郎が偶然出合ったハンサムスーツ。これを着て、ハンサムに変身した琢郎は束の間のモテ人生を体験するが、ハンサムがもたらしてくる幸せ(もどき)に疑問を感じ始める…。
ベストセラーエッセイ『ブスの瞳に恋してる』の著者である人気放送作家・鈴木おさむ、待望の初小説! 本当の幸せとは何か? という究極のテーマを笑いと涙でエンターテインメントした恥ずかしいくらいにロマンティックな胸キュン・ラブ・ファンタジー!

ハンサムスーツ(鈴木おさむ)の続きを読む