2008年11月12日
2008年11月04日
甲賀忍法帖(山田風太郎)
互いに憎しみあう忍者の二代勢力、甲賀と伊賀。
その垣根を越えて、甲賀の弦之介と伊賀の朧は愛し合っていた。
だが、その二人を悲劇が襲う。
それは「徳川三代将軍の座をかけ、甲賀と伊賀を戦わせる」という家康の一言であった。
命を受け始まる甲賀・伊賀の精鋭忍者各十名による死闘!敵同士となる弦之介と朧。
果たして二人の愛の行方は?そして戦いの結末は。
2008年11月01日
ねこのばば(畠中恵)
お江戸長崎屋の離れでは、若だんな一太郎が昼ごはん。寝込んでばかりのぼっちゃんが、えっ、今日はお代わり食べるって?すべてが絶好調の長崎屋に来たのは福の神か、それとも…(「茶巾たまご」)、世の中には取り返せないものがある(「ねこのばば」)、コワモテ佐助の真実の心(「産土」)ほか全五篇。若だんなと妖怪たちの不思議な人情推理帖。シリーズ第三弾。
2008年10月23日
とっても不幸な幸運(畠中恵)
ちょっとひねくれているけれど、料理自慢で世界好き店長のいる酒場。
クセモノ常連客が集うこの店に、いわくつきの「とっても不幸な幸運」という名の缶が持ち込まれた。
缶の中から現れたのは、不思議な幻影やベートーベンの曲や、昔の知り合いの姿…。
いったいどんな意味が?そして缶を開けた人間にもたらされたのは「災い」?それとも「幸せ」?
じんわり温かく、そしてほんのり切ないファンタジーミステリー。
2008年10月18日
探偵ガリレオ(東野圭吾)
突然、燃え上がった若者の頭、心臓だけ腐った男の死体、池に浮んだデスマスク、幽体離脱した少年…警視庁捜査一課の草薙俊平が、説明のつかない難事件にぶつかったとき、必ず訪ねる友人がいる。
帝都大学理工学部物理学科助教授・湯川学。
常識を超えた謎に天才科学者が挑む、連作ミステリーのシリーズ第一作。
2008年10月14日
この愛は石より重いか(飯田譲治・梓河人)
啓太は野球観戦していたスタジアムで、高校時代の同級生だった美菜子と偶然再会する。
美しく変貌をとげた彼女にドキマギしていると、突然空から何かが降ってきた。小石だ。しかしなぜ、二人の頭上から?
表題作他3編を収録、愛とファンタジーと笑いと恐怖が融合する傑作短編集。
ゆめつげ(畠中恵)
江戸は上野の小さな神社で神官を務める、のんびり屋の兄・弓月としっかり者の弟・信行。
夢に入って過去や未来を見る「夢告」が得意な弓月だが、迷い猫を捜せば、とっくに死んで骨になった猫を見つけるという具合で、全く役に立たないしろもの。
が、何を見込まれたか、大店の一人息子の行方を見てほしいという依頼が。
礼金に目が眩み弟をお供に出かけたものの、事態は思わぬ方向に転がって…。
大江戸・不思議・騒動記。
2008年09月24日
旧怪談(京極夏彦)
怪談専門誌『幽』での連載「旧耳袋」が児童書として単行本化。
江戸の奇談随筆『耳袋』(原文も収録)を、京極夏彦によって現代怪談に仕立て上げられた意欲作。
京極夏彦の著作では、これが初の児童書となる注目作。
2008年09月21日
小説鋼の錬金術師・砂礫の大地(荒川弘/井上真)
『賢者の石』の手がかりを探してかつて金鉱で栄えた町・ゼノタイムを訪れたエドワードたち。
だが、町には既に「エルリック兄弟」と名乗る者たちがおり、とある研究に携わっているようなのだが…。
他、東方司令部の面々が活躍する(?)短編、「第十三倉庫の怪」も同時収録。
2008年09月05日
サウスバウンド・下(奥田英朗)
元過激派の父は、どうやら国が嫌いらしい。
税金など払わない、無理して学校に行く必要なんかないとかよく言っている。
そんな父の考えなのか、僕たち家族は東京の家を捨てて、南の島に移住することになってしまった。
行き着いた先は沖縄の西表島。
案の定、父はここでも大騒動をひき起こして…。
―型破りな父に翻弄される家族を、少年の視点から描いた、新時代の大傑作ビルドゥングスロマン、完結編。
2008年09月03日
ぬしさまへ(畠中恵)
きょうも元気に(?)寝込んでいる、若だんな一太郎の周囲には妖怪がいっぱい。おまけに難事件もめいっぱい。
幼なじみの栄吉の饅頭を食べたご隠居が死んでしまったり、新品の布団から泣き声が聞こえたり…。
でも、こんなときこそ冴える若だんなの名推理。ちょっとトボケた妖怪たちも手下となって大活躍。
ついでに手代の仁吉の意外な想い人まで発覚して、シリーズ第二弾、ますます快調。
2008年08月31日
しゃばけ(畠中恵)
江戸の大店の若だんな一太郎は17歳。
一粒種で両親から溺愛されているが身体が弱くすぐ寝込んでしまう。
そんな一太郎を守るべく、手代に身を替えた犬神・白沢、屏風のぞきや小鬼が身の周りに控えている。
ある夜、ひとり歩きをした一太郎は人殺しを目撃してしまう。
あやかしたちの力を借りて下手人探しに乗り出すものの…。
心優しい若だんなと妖怪たちが繰り広げる愉快で不思議な人情推理帖!
第13回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞受賞作。
2008年08月24日
ハリー・ポッターと賢者の石(J.K.ローリング)
ハリー・ポッターは孤児。意地悪な従兄にいじめられながら11歳の誕生日を迎えようとしたとき、ホグワーツ魔法学校からの入学許可証が届き、自分が魔法使いだと知る。
キングズ・クロス駅、9と3/4番線から紅色の汽車に乗り、ハリーは未知の世界へ。
親友のロン、ハーマイオニーに助けられ、ハリーの両親を殺した邪悪な魔法使いヴォルデモートとの運命の対決までの、息を飲む展開。
9歳から108歳までのファンタジー。
百万の手(畠中恵)
僕、音村夏貴はときどき過呼吸の発作を起こす十四歳。
ある日、親友の正哉が目の前で焼死してしまった。どうして…。
悲しみにくれる僕の耳に、慣れ親しんだ声が聞こえてきた。
死んだはずの正哉が携帯から語りかけてきたんだ!
あの火事は不審火だった!?真相を探るために僕は正哉と動き出す。
少年の繊細な心の煌めきを見事に描いた青春ファンタスティック・ミステリの傑作。
2008年08月20日
愛しの座敷わらし(荻原浩)
生まれてすぐに家族になるわけじゃない。一緒にいるから、家族になるのだ。
東京から田舎に引っ越した一家が、座敷わらしとの出会いを機に家族の絆を取り戻してゆく、ささやかな希望と再生の物語。
朝日新聞好評連載、待望の単行本化!
2008年08月03日
サウスバウンド・上(奥田英朗)
小学校6年生になった長男の僕の名前は二郎。父の名前は一郎。誰が聞いても変わってるという。
父が会社員だったことはない。物心ついた頃からたいてい家にいる。父親とはそういうものだと思っていたら、小学生になって級友ができ、よその家はそうではないことを知った。父は昔、過激派とかいうのだったらしく、今でも騒動ばかり起こして、僕たち家族を困らせるのだが…。
―2006年本屋大賞第2位にランキングした大傑作長編小説。
2008年07月27日
真夜中のマーチ(奥田英朗)
自称青年実業家のヨコケンこと横山健司は、仕込んだパーティーで三田総一郎と出会う。財閥の御曹司かと思いきや、単なる商社のダメ社員だったミタゾウとヨコケンは、わけありの現金強奪をもくろむが、謎の美女クロチェに邪魔されてしまう。それぞれの思惑を抱えて手を組んだ3人は、美術詐欺のアガリ、10億円をターゲットに完全犯罪を目指す!が…!?直木賞作家が放つ、痛快クライム・ノベルの傑作。
2008年07月26日
クリス・クロス 混沌の魔王 (高畑京一郎)
MDB9000。コードネーム“ギガント”。日本が総力を結集して造り上げたスーパーコンピュータである。世界最高の機能を誇るこの巨大電子頭脳は、256人の同時プレイが可能な仮想現実型RPG「ダンジョントライアル」に投入された。その一般試写で現実さながらの仮想世界を堪能する参加者たち。しかし、彼らを待っていたのは華やかなエンディングではなく、身も凍るような恐怖だった…。第1回電撃ゲーム小説大賞で「金賞」を受賞した高畑京一郎が描き出す驚愕の仮想現実世界。日本初のバーチャルRPGノベル。
2008年07月23日
小説・秒速5センチメートル(新海誠)
気鋭の映像作家・新海誠が、最新作である連作短編アニメーションを自ら初の小説化!
“どれほどの速さで生きれば、きみにまた会えるのか。”
【第一話】東京の小学校に通う遠野貴樹(たかき)と篠原明里(あかり)。二人は常に一緒にいたが、先に明里が転校し、その後貴樹も転校することに。遠く離れ離れになってしまう前に再会を願うふたり。彼らのうえで永遠と瞬間が交錯し、ふりそそぐ。
【第二話】種子島に暮らす高校三年生の澄田花苗(かなえ)の心を占めているのは、東京から転校して来た貴樹の存在。花苗にとって彼はいちばん身近で遠い憧れ。切なく揺れる思いを抱えながら、花苗にとっての夏が過ぎてゆく。
【第三話】貴樹は大学進学のため上京し、いくつかの恋をし、またそれらを失った。卒業後、ソフトウェア開発企業に就職した貴樹は、仕事で出会った水野理沙(りさ)に惹かれていくが……。
砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない(桜庭一樹)
桜庭一樹の原点、青春暗黒ミステリーが単行本化!
どこにも行く場所がなく、そしてどこかに逃げたいと思っていた。そんな13歳の二人の少女が出会った。リアリストの山田なぎさと不思議系転校生の海野藻屑。すべては生きるために、生き残っていくために。
2008年07月07日
家日和(奥田英朗)
ネットオークションにはまる専業主婦。会社が倒産し、主夫となる営業マン。夫と妻。ちょっとずれていて、でも愛情がないわけでなく…。
ずっと外にいた夫の王国か。ずっと家にいた妻の城か。ビター&スウィートな「在宅」小説。
2008年06月20日
ハンサムスーツ(鈴木おさむ)
ブサイクなゆえにモテない人生を歩んできた定食屋の主人・琢郎が偶然出合ったハンサムスーツ。これを着て、ハンサムに変身した琢郎は束の間のモテ人生を体験するが、ハンサムがもたらしてくる幸せ(もどき)に疑問を感じ始める…。
ベストセラーエッセイ『ブスの瞳に恋してる』の著者である人気放送作家・鈴木おさむ、待望の初小説! 本当の幸せとは何か? という究極のテーマを笑いと涙でエンターテインメントした恥ずかしいくらいにロマンティックな胸キュン・ラブ・ファンタジー!
