2008年09月30日

サニーサイドエッグ(荻原浩)

フィリップ・マーロウに憧れる私は、むろん私立探偵である。
が、やむなく、失踪したペットの捜索を請け負うこともある。

ある日、和服を着た若く美しい女性が事務所を訪れてきた。
ペット捜しならもう―「うちの猫を捜してほしいんです」はい喜んで。一カ月ぶりの仕事ではないか。
しかもそうこうするうち、なんと「ブロンドで青い目の若い」秘書まで雇えることに。

え、な、なんだこいつは!?
おまけに猫捜しも、ただの猫捜しではなくなっていくのだった…。

『ハードボイルド・エッグ』続編。最上俊平ふたたび。

サニーサイドエッグ(荻原浩)の続きを読む

2008年09月27日

黒帯(飯田譲治/梓河人)

闘いとは、本物の自分に出会うための旅である―。

激動の時代をまっすぐに生きた、三人の男たちの物語。

黒帯(飯田譲治/梓河人)の続きを読む

2008年09月24日

旧怪談(京極夏彦)

怪談専門誌『幽』での連載「旧耳袋」が児童書として単行本化。
江戸の奇談随筆『耳袋』(原文も収録)を、京極夏彦によって現代怪談に仕立て上げられた意欲作。
京極夏彦の著作では、これが初の児童書となる注目作。

旧怪談(京極夏彦)の続きを読む

2008年09月21日

小説鋼の錬金術師・砂礫の大地(荒川弘/井上真)

『賢者の石』の手がかりを探してかつて金鉱で栄えた町・ゼノタイムを訪れたエドワードたち。
だが、町には既に「エルリック兄弟」と名乗る者たちがおり、とある研究に携わっているようなのだが…。

他、東方司令部の面々が活躍する(?)短編、「第十三倉庫の怪」も同時収録。

小説鋼の錬金術師・砂礫の大地(荒川弘/井上真)の続きを読む

2008年09月20日

マドンナ(奥田英朗)

42歳の課長さん、17歳年下のキャリアガールに恋をする。おたくの職場、どうよ?ユーモアとリアリティ。新オフィス小説。

マドンナ(奥田英朗)の続きを読む

2008年09月18日

ミミズクと夜の王(紅玉いづき)

魔物のはびこる夜の森に、一人の少女が訪れる。
額には「332」の焼き印、両手両足には外されることのない鎖、自らをミミズクと名乗る少女は、美しき魔物の王にその身を差し出す。願いはたった、一つだけ。

「あたしのこと、食べてくれませんかぁ」

死にたがりやのミミズクと、人間嫌いの夜の王。全ての始まりは、美しい月夜だった。

―それは、絶望の果てからはじまる小さな少女の崩壊と再生の物語。
第13回電撃小説大賞「大賞」受賞作、登場。

ミミズクと夜の王(紅玉いづき)の続きを読む

2008年09月15日

ある日、爆弾がおちてきて(古橋秀之)

「人間じゃなくて“爆弾”?」「はい、そうです。最新型ですよ~」。

ある日、空から落ちてきた50ギガトンの“爆弾”は、なぜかむかし好きだった女の子に似ていて、しかも胸にはタイマーがコチコチと音を立てていて―

「都心に投下された新型爆弾とのデート」を描く表題作をはじめ、「くしゃみをするたびに記憶が退行する奇病」「毎夜たずねてくる死んだガールフレンド」「図書館に住む小さな神様」「肉体のないクラスメイト」などなど、奇才・古橋秀之が贈る、温かくておかしくてちょっとフシギな七つのボーイ・ミーツ・ガール。

『電気hp』に好評掲載された短編に、書き下ろしを加えて文庫化。

ある日、爆弾がおちてきて(古橋秀之)の続きを読む

2008年09月13日

されど罪人は竜と踊る1(浅井ラボ)

咒式。それは、作用量子定数hを操作し、局所的に物理法則を変異させ、TNT爆薬や毒ガスを生み、プラズマや核融合など途方もない物理現象を巻き起こす方程式。

咒式を使う攻性咒武士である二人、不運を機転で乗り切ろうとするガユスと、美貌だが残酷な剣士であるギギナ。
“異貌のものども”や賞金首を追う彼らは、エリダナの街に交錯する“竜”との戦いや大国の陰謀に巻きこまれる。

ライトノベルの概念を変えた“暗黒ライトノベルの始祖にして最終作”の名を欲しいままにする「されど罪人は竜と踊る」シリーズ第1巻が、大幅加筆され完全真説版となって、ここに新生。

されど罪人は竜と踊る1(浅井ラボ)の続きを読む

2008年09月12日

誘発者(飯田譲治)

人間の持つ不思議な力は、脳の70パーセントを占める使用していない部分に秘められている。
その脳の部分はこう呼ばれる―『NIGHT HEAD』いま新たなる回答。

誘発者(飯田譲治)の続きを読む

2008年09月10日

半分の月がのぼる空(橋本紡)

いきなり入院した。僕にとってはちょっと早い冬休みみたいなもんだ。病院には同い年の里香って子がいた。
彼女はわがままだった。
まるで王女さまのようだった。
でも、そんな里香のわがままは必然だったんだ…。

里香は時々、黙り込む。
砲台山をじっと見つめていたりする。
僕がそばにいても完全無視だ。
いつの日か、僕の手は彼女に届くんだろうか?
彼女を望む場所につれていってあげられるんだろうか―?

第4回電撃ゲーム小説大賞金賞受賞の橋本紡が贈る期待の新シリーズ第一弾、ついに登場。

半分の月がのぼる空(橋本紡)の続きを読む

2008年09月09日

港町食堂(奥田英朗)

旅はいい。感じる風がいつもとちがう。
ただし、わたしは無精者である。誰かに背中を押してもらわないと出かけられないのだ―。

旅雑誌の企画に乗り、さまざまな港町を船で訪れることになった作家・奥田英朗。
その行く手には、美女と肴と小事件が待ち受けていた!

土佐清水、五島列島、牡鹿半島、佐渡島、ちょいと足を伸ばして釜山。笑い、毒舌、最後はしみじみの、寄港エッセイ。

港町食堂(奥田英朗)の続きを読む

2008年09月08日

とらドラ・スピンオフ!(竹宮ゆゆこ)

高校一年、生徒会庶務にして不幸体質の富家幸太は、ある日みんなの兄貴な生徒会長すみれの妹、さくらと出会う。
明るくてかわいい彼女に幸太は惹かれるが、さくらは自分の色香に無自覚で無防備な天然扇情娘だった!

彼女の追試の勉強を手伝うことになった幸太は、いけない妄想と煩悩との戦いを強いられることになるが―。
幸せに不慣れな幸太と天真爛漫なさくらの恋の行方ははたして!?

「電撃hp」に連載された三編に大河と竜児が登場する書き下ろしを収録。
超弩級ラブコメ番外編、待望の文庫化。

とらドラ・スピンオフ!(竹宮ゆゆこ)の続きを読む

2008年09月06日

傷物語(西尾維新)

高校生・阿良々木暦は、ある日、血が凍るほど美しい金髪の吸血鬼と出遭ってしまった…!?
彼女がいなければ、“化物”を知ることはなかった

―『化物語』の前日譚は、ついにそのヴェールを脱ぐ。

傷物語(西尾維新)の続きを読む

2008年09月05日

サウスバウンド・下(奥田英朗)

元過激派の父は、どうやら国が嫌いらしい。
税金など払わない、無理して学校に行く必要なんかないとかよく言っている。
 
そんな父の考えなのか、僕たち家族は東京の家を捨てて、南の島に移住することになってしまった。
行き着いた先は沖縄の西表島。
案の定、父はここでも大騒動をひき起こして…。

―型破りな父に翻弄される家族を、少年の視点から描いた、新時代の大傑作ビルドゥングスロマン、完結編。

サウスバウンド・下(奥田英朗)の続きを読む

2008年09月04日

きみとぼくが壊した世界(西尾維新)

黒猫×様刻×ロンドン!
謎が謎を呼ぶ、「世界シリーズ」第3弾!
これぞ「きみとぼく」本格ミステリ!

奇妙な相談を受け、シャーロック・ホームズが愛した街・ロンドンへと誘われた病院坂黒猫と櫃内様刻。次々と巻き起こる事件の謎解き合戦が始まった!これぞ世界に囲われた「きみとぼく」のための本格ミステリ!

きみとぼくが壊した世界(西尾維新)の続きを読む

2008年09月03日

ぬしさまへ(畠中恵)

きょうも元気に(?)寝込んでいる、若だんな一太郎の周囲には妖怪がいっぱい。おまけに難事件もめいっぱい。
幼なじみの栄吉の饅頭を食べたご隠居が死んでしまったり、新品の布団から泣き声が聞こえたり…。
でも、こんなときこそ冴える若だんなの名推理。ちょっとトボケた妖怪たちも手下となって大活躍。
ついでに手代の仁吉の意外な想い人まで発覚して、シリーズ第二弾、ますます快調。

ぬしさまへ(畠中恵)の続きを読む